親決めとは?
座る場所が決まったら次は親決めをします。
まず仮東の人がサイコロを振ります。麻雀ではサイコロを2個使うので、サイコロの目の出る可能性は2~12となります。
仮東(カリトン)の人がサイコロを振ったら、仮東(カリトン)から左回り(反時計回り)サイコロの目の数番目の人が、2回目のサイコロを振ります。上の図では1+2で3が出ました。
よって、↓のようになります。
2回目のサイコロが2+4で6となります。2回目のサイコロを振った人から左回り(反時計回り)サイコロの目の数番目の人が親になります。
これで親が決定しました。親以外の3人は子と呼ばれます。親は自動的に「東家(トンチャ)」となり、左回りに順に南家(ナンチャ)、西家(シャチャ)、北家(ペーチャ)となります。
この〜家というのは、役牌(ヤクハイ)に関係します。
親決めに関するポイント
親の場合、アガった時に得点が1.5倍になるメリットがあります。親のときには安い点数でも早くアガることを狙う人も多いです。
逆に、子がツモでアガった場合は親が多く払わなければいけません。
親決めの戦略を理解することで、麻雀のプレイがより楽しく、熱戦を繰り広げられるでしょう。
親の立場を活かす戦術
親になった際には、その立場を活かす戦術が重要です。以下に、親の立場を活かすためのいくつかの戦術を紹介します。
アガリを狙う
親はアガった時に得点が1.5倍になるため、積極的にアガりを狙いましょう。安い点数でも、親の得点倍率を活かして早くアガることで、局面を優位に進めることができます。
ディフェンス重視
親の場合、子がツモでアガると多くの点数を払わなければなりません。そのため、ディフェンス重視のプレイも大切です。相手のリーチや手牌の状況を読み取り、安全牌を捨てることでリスクを減らしましょう。
リーチを活用する
親の立場では、リーチを活用することでプレッシャーをかけることができます。相手がリーチを控えるような状況でリーチをかけることで、他のプレイヤーを守りに入らせることができます。
親決めの戦略を理解し、親の立場を活かすことで麻雀のプレイがより楽しく、熱戦を繰り広げられるでしょう。
親としてのさらなる戦術
テンパイを維持する
親は子に比べてアガリやすい立場にありますが、その反面、子がアガった場合には大きな損失もあります。そのため、できるだけテンパイを維持しておくことで、相手がアガるリスクを減らしましょう。また、テンパイを維持していれば、相手がアガる前に自分がアガる可能性も高まります。
相手の手牌を読む
親としては、相手の手牌を読む能力が重要です。特に、子がどのような手を組んでいるのか、アガる可能性が高い牌は何かを把握することで、自分のプレイに役立てることができます。また、相手の手牌を読むことで、他の子プレイヤーが狙っている牌を把握し、自分の捨て牌選択に活かすことができます。
他の子プレイヤーと連携する
親としては、他の子プレイヤーと連携することも大切です。例えば、他の子プレイヤーがアガりそうな状況で、自分がディフェンスに徹することで、他の子プレイヤーにアガリのチャンスを与えることができます。このように、他の子プレイヤーと連携することで、相手のアガリを防ぐことができるでしょう。
これらの戦術を覚えておくことで、親としての立場を最大限に活かすことができ、麻雀のプレイがさらに楽しく、熱戦を繰り広げられるでしょう。